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SAKURA TERRACE 日々のつぶやき


by sakura-terrace

職場体験

少し前のことになってしまいましたが、職場体験_c0189698_13451687.jpg
2月4日水曜日に職場体験の一環としてサクラテラスを、中学生が来店しました。当社の本社がある中央区の中学1年生の男女2名の生徒さんが、工場や物流センター、支店や本社で3日間に渡って実際の仕事を体験されました。
サクラテラスでは、実際のお仕事の体験はしませんでしたが、どういう役割を持った場所なのかや、展示物の説明などをさせてもらいました。
この場所がオープンして以来、様々な場面でサクラテラスの説明をしてきて最近は少し慣れてきたかなぁなんて思っていましたが、中学生、しかも1年生!普段の会話で意識せず使っている言葉がわかりにくくなっていたり、大人だけに通じる言い回しだったり…。気をつけて説明をさせてもらったつもりが、時々この言葉は「わかる?」なんて質問をしてみると「わからない」…。そうなると、中学生にわかる言葉や説明がすぐにできず、辿々しい説明になってしまったような気がします。

職場体験に限らず、中学生の生徒さんや学生さんが訪れて楽しい空間にしていきたいという思いもあるので、とりあえず友人の子供相手に説明の練習でもしてみたいと思います。
# by sakura-terrace | 2009-02-13 16:55 | つぶやき

活版印刷体験

1月30日に活版印刷のワークショップに参加してきました。
活版印刷と言えば、今も名刺印刷に代表される印刷技術です。名刺は、創業当時からの主力製品でもあり、手前味噌ながら「名刺の山櫻」で知られている会社に勤める社員としては、是非とも体験しておきたい印刷技術です。

ワークショップは荻窪にある「LUFTKATZE(ルフトカッツェ)」というデザイン・活版・雑貨のアトリエで開かれました。先生はルフトカッツェ主宰の平川さんです。平川さんには、サクラテラスの通信「Salon de Terrace」の次号の記事にもご協力いただいて、ワークショップも3回目の参加です。
【LUFTKATZEのウェブサイト】 http://luftkatze.konjiki.jp/

今回のワークショップは「初級2 縦組みと樹脂板の使い方」、ハガキサイズの用紙に鉛活字と樹脂凸版を組み合わせた版で印刷をしました。
活版印刷体験_c0189698_15443633.jpg
基本的な手順は
1.必要な活字を拾います。
2.行間や文字間を調整しながら文字を組んでいきます。
3.樹脂板をきれいに切り、メタルベースに貼り付けて活字の様な形状にします。
4.2と3で出来上がった版をハガキのサイズにレイアウトします。
5.てきん(手動の活版印刷機)に組んだ版をセットして印刷します。
6.使用した活字をばらして元の場所に戻して終了。

今回は人数に余裕のあるワークショップでしたので、特別に4のハガキサイズにレイアウトする作業も体験させてもらいました。通常のワークショップでは、この作業は先生がされます。とても簡単そうにどんどん組み上げていく姿に、自分でもできそうな気になっていましたが、とんでもない!本当に大変な作業でした。
決まったサイズに余白を作って活字をレイアウトする作業は、余白のサイズの計算が必要です。写植やDTPで文字のサイズの計算は慣れているはず、なんて高をくくっていたらとんでもない勘違い!当たり前のことですが、改めてプロとの違いを実感ました。次回は、もう少し活字の知識も頭に入れて参加したいと思います…。

活版印刷体験_c0189698_15174377.jpg
そんなこんなで、先生の手を煩わせながらも、できあがったハガキは大満足の仕上がりです(自画自賛)。
今回は実際に使えるようなデザインにしたので、早く誰かに送りたい気分です♪。
by A.sakura
# by sakura-terrace | 2009-02-04 15:46 | あそび→学び→よろこび

紙にふれる


手紙を書く、日記をつける、鼻をかむ、落書きする、
名刺を渡す、受け取る、封入したり開封UPしたり…などなど。
無意識にふれる「紙」。

今年は特に意識してふれてみたいと思います。できるだけ。
その手始めとして1月24日、文庫本製本のワークショップに参加しました。
およそ2時間半で、文庫本をハードカバー(上製本)に仕立てるというもの。
事前に、自分の好きな文庫本と、本の表紙になる布を用意しておきます。
布は初心者でも扱いやすいという、手拭いにしました。

紙にふれる_c0189698_18354917.jpg

当日、早めに御茶ノ水の駅に到着。意気揚々と教室の扉を開くと
皆さん、お早い到着で、間もなく開始という雰囲気でした。

いよいよスタート。
1.裏打ち(布に補強用の薄紙を貼る)
これは、やったことあるから大丈夫♪と思っていたら、糊のつけすぎで
紙がシワシワに。早くも雲行きがあやしい。

2.文庫本の表紙をはがす
バリバリっと意外にすぐ剥がせて驚きです。

3.見返し選び
布の柄に合わせて、見返しの色を決めます。
好きなカードに合わせて、封筒を選ぶような楽しさがあります。

4.本文に見返しを貼る
文庫本は、量産の為、表1と表4で、大きさが微妙に違うこともあるので要注意。

5.寒冷紗・スピン・花布つけ
スピン(しおり紐)と花布は、見返しと同様、仕上がりをイメージして、
色や素材を選びます。

6.表紙寸法計算
算数が苦手な人には、難関です。しかし、これをマスターすれば自宅でもできそう。
必死にメモをとる。

7.表紙ぐるみ
1で裏打ちした布を文庫に貼ります。角の処理に匠の技有り!難しいです。
上製本を見る目が変わってしまいました。

8.溝を入れる

9.見返し糊入れ

表紙ぐるみが終わったあたりで、半ば放心状態になりつつもなんとか完成。
初回なので手作り感は多少あるものの、満足のゆく出来映えです。
気がつけば30分近くオーバーしていました。
仕事ではなく、自分のためのものづくりで、時間を忘れて集中するなんて
もしかしたら、子どもの頃以来かもしれません。マラソンの後のような爽快感です。
まさに、スポーツ。
今後も、紙をテーマにした感動体験をお届けしていければと思います。

by Y.sakura
# by sakura-terrace | 2009-01-28 18:37 | あそび→学び→よろこび
FSC森林認証製品のTV取材を受けました。_c0189698_14165270.jpgサクラテラスでTVの取材が行われました。

当社はFSCの森を育てる人から木・紙製品を製造・販売する会社、そして製品を使う人までが一緒になって世界の森林を健全にすることで地球環境を守ろうとする仕組みに注目し、「高い環境性と品質」を同時に満たす製品づくりを行っています。今回は、その取り組みについての取材でした。○FSC森林認証制度の詳細は→http://www.forsta.or.jp

■番組名/「キク!みる!」(提供:内閣府) 
■テーマ/「木材調達のグリーン化を通じた違法伐採対策の推進」
当社のFSC森林認証製品を販売するきっかけや従来製品との違いを説明・紹介しています。
■放送時間/関東(フジテレビ)2月13日(金)22:52〜23:00、関西(テレビ関西)2月19日(木)21:54〜22:02
■レポーター/相川梨絵アナウンサー(共同テレビ所属) 

FSC森林認証製品のTV取材を受けました。_c0189698_14224340.jpg

そういえば…、あのオバマ大統領の就任式の招待状にも、FSC森林認証の封筒とカードが使用されたと言う記事が出ていました。http://www.wwf.or.jp/activity/forest/news/2009/20090120.htm
# by sakura-terrace | 2009-01-23 14:31 | つぶやき

緑図書館

緑図書館_c0189698_16105448.jpgスタッフ全員で次回の展示の取材に終日出掛けてきました。昨日は二十四節気の「大寒」らしく一日中寒く、どんよりした空の一日で、取材には少し悲しいお天気でした。

さて、展示物を制作するのに欠かせないのが取材と資料です。その資料を探すのにとても頼りになるのが図書館。サクラテラスのオープニング企画展や、次回の企画展では墨田区の「緑図書館」に大変お世話になっています。資料を貸し出していただくだけではなく、説明をしていただいたり、時にはアドバイスもいただいたりしています。

そんな事から、改めて思うのが地域にとっての図書館の役割って大切だなぁということです。「緑図書館」は昭和32年に開館して以来、墨田区の地域(郷土)資料の収集・保存、墨田ゆかりの文学者の草稿・書簡・画等を収集・保存もしています。その資料があることで、地域の歴史を知ることができ、後世に受け継ぐこともできます。

毎月、郷土に関する文化講座、資料展示、小さなこどものためのお話し会が行われ、地域のコミュニティにもなっていて、もしかしたらサクラテラスの目指すところに通じるものがある場所なのではないかと思いました。

緑図書館の玄関の両脇には桜が植えられています。その中に10月桜もあり、昨日も花を咲かせていました。桜つながり…。何かご縁がある場所なのかも…。
# by sakura-terrace | 2009-01-21 16:28 | つぶやき